桜島・種子島・屋久島
                        2005/05/21~24
 念願の屋久島へ行ってきました。
桜島・種子島はアリズにとっておまけでしたが、それなりに楽しむことが出来ました。
ひと月35日は雨、と言われる屋久島をはじめ、行く先々も雨具不要で大助かり。
「夕べは大雨」、「さっきまでぱらついていた」など地元の方からお聞きしました。
処方薬をたくさん持ち、心配しながらの出発でしたが、幸い旅行中は元気に過ごすことができました。
  ・・・・・帰宅後風邪で寝込みましたけれど・・・・・(-.-)

 屋久杉の多い屋久島にはアレルギーがないそうです。・・・・・・・どうして?
大量のカフンは毎日の雨(ラッキョウ粒ほどの豪雨もあるとか)に洗い流されるため風で飛ばない、というのがその理由。(^^)
平坦地の多い種子島の隣の屋久島は想像以上に険しい山続きで、洋上アルプスと呼ばれるのも実感しました。  一昔前なら縄文杉まで往復10時間歩いたでしょうが、今回は上り下りの多い屋久杉の森の木道歩きをしました。 山の湧き水は美味しいし、運よくヤクシカ・ヤクザルにも出会う散策で、深い森の気を存分に浴びてきました。

 時間に追われるツアーですから、屋久島の自然をゆっくり味わうにはいささか物足りない旅でしたが、やはり”一見に如かず”を改めて感じ、無事に帰宅出来たことを感謝しています。 
  

                 写真クリック・・・・・・・>拡大表示   (植物園の花を省きました)     


桜島
大正の大噴火で陸続きになったそうです。バスは溶岩道を走りました。

種子島 千座の岩屋
「ちくらのいわや」小高い岩山の下は侵食された洞窟。拡大すると右側に人影が見えます。そこから入って・・・・・・・・・  → 

・・・・・真っ暗なトンネルを数分歩くとここ。千人分の広さがあるそうですが、干潮時にしか入れません。

大型ロケット発射場
宇宙科学技術館には、実物大ロケット模型(長さ50メートル!)があり、売店に宇宙食が並んでいました。 

海岸の花々
種子島の海岸で大勢のサーフィン族を見ました。その近くの斜面は自然の花畑。膝丈に満たないツキミソウ・タデ・セリの仲間が多いようです。

ハイビスカス
種子島・屋久島の民家庭先に普通に咲いていました。亜熱帯なんですね。
ハイビスカス
ハイビスカス

トッコウバナ
「特攻花」 かの特攻機の機体に付いた種が飛び散って殖えたそうです。両島のあちこちに群生していました。
和名 オオキンケイギク

種子島 門倉岬
ポルトガル船難破場所。テッポウユリはここだけでなく、島中どこにも多くありました。自生か人手で殖やしたか聞き漏らしましたが・・・・。

ヤクスギ 紀元杉
樹齢3000年。
樹高20m。全体を写すことが出来ません。
これは紀元杉の頭です。

紀元杉
中間の幹はこの有様。割れ目には十数種類もの植物が着生しています。肉眼でヤクシマシャクナゲ・ツガ・アセビの葉は区別できましたけれど・・・。

紀元杉  根元
圧倒されます。
屋久島では、千年までの杉は「小杉」、それを越したものを「屋久杉」と呼ぶそうです。

屋久島 サクラツツジ
初めて見ました。
ほんのり桜色が緑の中に点在し、丁度見頃でした。標高1200mの山中です。

ヤクシカ
真ん中にいます。
夢中で草を食んでいました。サルも見ましたが、この島特有の種類で、両方とも小さな体型です。

屋久島 千尋の滝
滝の落差66m。 左側は巾400m、花崗岩の1枚岩とか。遠望するだけでもダイナミックでした。

屋久島 トローキの滝
海に直接落ちるのが珍しい小さめの滝。 後方の山々は「前山」で、見えないその背後の山を「奥山」と呼ぶそうです。 正に洋上アルプス!

屋久島 ガジュマル
保護林を見学しました。1本がこの勢いで殖えますから、枯れかかった他の種類の大木を何本か見て「保護」の意味を考えさせられました。

屋久島 海岸の岩
波に浸食されて洗濯板状になった岩。 凹みにある白っぽいものは打ち上げられた珊瑚のかけら?と思って小さいのを拾いました。

鹿児島 仙巌園
島津家別邸の磯庭園
最終日に立ち寄り、昼食を済ませて空港へ向かいました。

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